真夜中の小話。

夢をみよう

貴方もあたしも夢を見続ける

 

 

 

 

“砂漠から海まで僕たちは一緒だった”

 

 

 

 

お互いがお互いのことを熟知し、支え合って、いまの彼らが存在する

 

そして彼らの存在理由がARMYなのだろう

 

 

「ARMYはBTSのものだ」

 

 

さいっっこうに痺れた、ファンへの言葉だった

 

 

 

 

 

burn the stage the movie .

 

 

(自己解釈な、新参者が感じた彼らについて)

 

 

 

 

自身たちが望み、求められるステージを創り上げるために身を削るような思いをしているのはどこのアイドルもアーティストもしている

 

 

 

その思いを伝える方法の一つがドキュメンタリー

 

 

 

失敗が許されない緊迫した空間を、こちらの胸が締め付けられるような映像が多いかと思ったが

 

 

笑いもあり、涙もあって、BTSから20代の男性へと戻る場面もあった

 

 

 

「幸せを与えるためには自分たちも幸せでいなくては」

 

それをモットーとして過ごしているんだろう

 

 

 

あたしは推しに対していつも思うことがある

 

「あなたが幸せならそれでいい」と

 

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

 

 

デビュー当時の彼らの映像が流れた時、やはりあの感情が渦巻いた

 

あたしは彼らが小さいステージで歌ってきた時代を知らない

 

映像を見て、戻ることのできない時間、幼い彼らに向けての感想を述べることしか出来ない

 

それだけで十分じゃないか、と思いたい

 

それだけで満足できない欲深い自分が、もっと早く彼らを知ることが出来たらと、潤すことの出来ない渇きは時間が戻らない限り無くならない

 

(新規が覚える、最初の欲求だろう)

 

 

 

 

ドキュメンタリーの中でも欲のことを渇きと読んでいた

 

 

競争率の高いK-POP

 

その中で生き抜くためには人の目を、耳を、心を惹く音楽を、唯一無二の音楽を手にすることが夢への第一歩なんだろうな、と

 

 

 

もっと有名に

 

最高のパフォーマンスを

 

自分たちが理想とする音楽を

 

 

 

追い求める夢という渇きを彼らは一つ一つ満たしていった

 

 

そしてその夢が重なり合い、

 

 

BTSは世界的な影響を与えるグループとなっていた

 

 

 

 

 

世界的グループ BTSという名が一人歩きをし

彼らに対する理想の姿が多々存在している

 

本当のBTSとは?

 

人々が作り上げてしまった理想と葛藤しながら

彼らは自分自身を愛し、周りを愛していくのだろう

 

 

 

 

 

 

永遠て言葉なんて存在するだけで

実際に永遠というものをあたしは感じたことがない

 

いつだって終わりが存在する

 

そして誰もがその終わりを信じたくはない

 

彼らも夢の終わりを恐れている、そんな姿が見受けられた

 

 

 

 

大好きな音楽だけができる夢を

 

 

終焉のない、燃えるようなステージを創り上げる彼らの夢が続きますように

 

 

ARMYもその夢を見続けていきます

 

 

 

 

 

 

そしてどうかその夢が彼らにとって苦しいものへと変貌しないことを、大好きだと伝える音楽と一緒に走り続けることの出来る未来を、あたしは強く願う。